五十肩
2025年6月24日（火）
こんにちは。今年も早いもので半年が過ぎようとしています。四十肩、五十肩という言葉はよく耳にしていました。こう言っては何ですが、年寄りの疾患と勝手に思っていました。とても医師とはかけ離れた発言ですが（笑）。ところが、昨年9月ごろ、突如として左上腕から肩の激痛に襲われ、日に日に悪化。いよいよ首か頭がやられたかと思いました。脳外科や整形外科に行き、いわゆる五十肩、私の場合は詳しく言うと上腕二頭筋長頭筋炎とのことでした。なってみないと、本当の意味で患者さんの辛さわかりませんね。本当に痛いです。寝返りも辛く、痛みは心身ともにすり減って鬱傾向にすらなりました。日柄という言葉が憎らしく思える程でしたが、やはり日柄で今は高いところのものをとる以外は概ね戻りました。ボタンをかける、シャツをズボンのなかにしまう、背中をかく、ドライヤーをかける これはごく一部ですが本当に色々不自由とその都度アッという激痛でした。運動不足がいけなかったのかとか自問自答しつつ、痛みがなくなり日々健康に感謝です。五十肩に限らず、痛みは辛いですね。これを教訓に患者さんの心身の痛みに寄り添えるように診療を心がけたいと思いました。
